フラワーアレンジメントの代表的なスタイルをご紹介!

フラワーアレンジメントの代表的なスタイルをご紹介!
一口にフラワーアレンジメントと言っても様々なスタイルがありますが、代表的なものとしてはドーム(ラウンド)・ホリゾント・トライアングル・オーバルといったスタイルが挙げられます。
ドームは文字通り、半円状に花材を挿していくタイプです。
正面がなく何処から見ても美しいという魅力があるため高い人気を誇りますが、何色の花を使うのかによって印象が大きく変わるので、魅力的なフラワーアレンジメントにするためには色使いを意識するのがポイントとなります。
ホリゾントは、花材を水平に広がるように挿していき、なだらかな山を形作っていくタイプです。
中央にメインとなる大きめの花材を使い、端に向かうにしたがって使用する花材のサイズや数を少なくしていくのがポイントで、上手く仕上げることができればスタイリッシュな印象を与えることができます。
トライアングルは、三角形になるように花材を挿していくタイプです。
横長に仕上げていくホリゾントとは異なり、縦方向に高さが出るのが特徴で、非常にバランスが良いためプレゼントとして活用さえるケースも多いです。
オーバルは、真上から見た際に楕円形になるように花材を活けていくタイプです。
どこから見ても花が見えるように数多くの花材を使用するため豪華な印象になるのが特徴で、パーティやお祝いなど華やかなシーンに良く使われています。
フラワーアレンジメントに使われる花は大きく4種類に分類される
フラワーアレンジメントでは様々な植物を扱いますが、フラワーアレンジメントで使われる花材は大きくライン・フォーム・マス・フィラーの4種類に分類されます。
ラインフラワーは、1本の茎に花が咲くタイプで、アウトラインなどデザインの骨格を作る際に用いることが多いです。
代表的なものとしては、グラジオラス・ストック・リンドウ・デルフィニウムなどが挙げられます。
フォームフラワーは、花が大きく目立つタイプの花材で、カトレア・コチョウラン・カサブランカ・ユリなどが該当します。
フォーカルポイント(最も注目される場所)を作る際に用いるのが一般的です。
マスフラワーは、丸い形状で花弁が多く付いているタイプです。
フォームフラワーを使わない場合にフォーカルポイントを作る際に用いられたり、全体に量感を出したりする際に使われます。
バラ・カーネーション・ガーベラ・ダリア・菊などが該当します。
フィラーフラワーは、枝分かれした茎に小さな花を数多く付けるタイプの花材で、立体感を出したり空間を埋めたりするために使います。
かすみ草・スターチス・クジャクソウ・マトリカリアなどが該当します。